お財布保険契約の内容に関しては、当然最終決定権は加入者側に委ねられており、保険料を安くする事を主目的で、既存の契約内容から保険金額を小さくする、あるいは特約を除外するなどの手法を用いれば、簡単にその希望を叶える事は可能です。ですが万一に備える保険であるにも関わらず、いざ保険金が下りた時点で大幅に足りない、あるいは焼け石に水では保険料自体を支払い続けた意味がありません。更に不用意に特約などを外してしまった結果、有事に保証対象外となり、保険金自体が下りない状況となれば、契約している意義自体が見失われてしまいます。

実際に正しく保険料が安くなるケースはズバリ、すなわち無用な保証内容を除外する、もしくは過剰な保険金額に基づき保険料を支払い続けていた場合に限られます。保険の見直しはこれらの判断に通じる、あるいは誤った加入状況に気づく上で重要な作業であり、作為的に保険料を下げるところから着手する作業ではありません。実際に保険見直しの結果として「保険料が安くなって嬉しい」と喜びの声を伝える体験者が絶える事はありませんが、いずれも担当者との十分な質疑応答から、適切な保険見直しを終えた上で届けられたメリットであり、最初から意図して得たメリットではありません。あくまでも「保険料が安くなるかも」の可能性として捉えた上で、見直し作業に臨んでください。


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